夜回り先生

(社)知立青年会議所の主催する例会に参加しました。今回は「夜回り先生」こと、水谷修氏の後援会でした。以前テレビ番組で存在を知り、自らを投げ打ってすばらしい活動をされていることは知っていましたので、お話にはとても関心がありました。なぜそのような活動をすることになったのか?、今の日本の現状(特に若者の世界)はどうなのか?、そのから何を学び、これからどうしていくべきか?、多くのことを感じ、再確認するとても良い機会となりました。特に印象に残ったのは「社会がイライラしている。大人がイライラしている。そのシワ寄せが全て子どもに向かっている」というお話でした。普段から子どもたちとはできるだけ食事を共にし、会話を増やし、話を聞き、経験を教えるなど、コミュニケーションには心掛けてきましたが、やはり仕事などが滞っていると、ついイライラして、いつもと違う態度をとってしまうことがあります。普段から怒ることと叱ることは違う、という認識を持って、子どもに対しては「感情的に怒る」のではなく、「冷静に叱る」ようにしていたのですが、ついカッとなってしまいます。たま怒るのは人間的で良いのかもしれませんが、いつも親がそうだと子どもにストレスが溜まってしまい、それが非行やいじめ、不登校にもつながっていくそうです。大人が作り出した社会の犠牲者を少しでも救いたくて、減らしたくて、水谷先生は頑張ってみえます。

最後に私にできることを教えてくださいました。

①子どもと一緒に食事をして、会話をすること。

②子どもと一緒に外に出て、美しいものを見ること。

③みんなに元気良くあいさつをすること。

みんなで少しずつでも良くしていきましょう。