刈谷知立環境組合議会視察

刈谷知立環境組合議員として、今年度中から利用を開始する廃棄物最終処理場の視察をしてきました。現在刈谷知立環境組合が利用している廃棄物最終処分場である(財)衣浦港ポートアイランド環境事業センター(碧南市)は今年12月で埋立てが終了し(ゴミでいっぱいに埋まってしまった)利用できなくなるということで、現在新たに建設中の(財)愛知臨海環境整備センター(通称:ASEC・アセック)衣浦3号地廃棄物処分場(武豊町)を今後利用することになります。尾張地区の廃棄物最終処分場だったアセックの名古屋港南5区最終処分場は今年3月にすでに埋立てが完了し、新しい処分場はそちらの代替施設としても利用されるため、緊急に整備が進められた。自治体が取り組みべき大きな公共事業としてゴミの問題は、現代生活において切っても切り離せない問題です。自治体の運営をまかなう一翼である議員として、このような機会に出会えたことは大変貴重な体験でした。

新しい処分場の概要はアセックのホームページ

http://www.asec.or.jp/index.html

でご確認ください。今回のポイントは

①新しい処分場建設に当たって莫大な費用がかかっており、それがそのまま廃棄物処分費用として計上されるため、現在使用している処分場に比べ費用が約2倍かかってしまう。

②この処分場も平成34年度には埋立てが終了してしまい、また新たな処分場が必要になること。

と考えました。いずれにしても、生活をしていく上でゴミが発生することは止むを得ないのですが、やはり市民の努力でゴミを減らしていくことは絶対に必要だと確信しました。それを行政がリーダーシップをとって「ゴミを減らす」キャンペーンを打ち、環境にも配慮し(エコロジー)、処分費用も節約する(エコノミー)を実現するためのアクションを起こす必要があります。この厳しい財政状況の中でゴミの処分に2倍の費用がかかるなんてことはありえません。だったらゴミを少しでも減らして、経費を節減する努力をみんなでしましょう!