防犯ボランティア合同会議

愛知県警察本部 地域安全対策課が主催する会議に、安城警察署を代表して参加してきました。今回の会議のテーマは「若い世代における防犯ボランティア活動の活性化」という内容で、前半は3団体による発表、後半は地区別検討会議を行いました。

発表をした3団体は

①「あいちパトロールピーポー」警察庁指定の大学生ボランティア

②「Always Smile」愛知署管内の大学生ボランティア

③「足助人(あすけっと)」県立足助高校の高校生ボランティア

でした。

活動内容としては若い世代への防犯意識の向上と、防犯ボランティアへの参加促進。身近に発生する犯罪から地域の安全を守る、特に愛知県で多い自転車盗の防止に力を入れています。おそろいのユニフォームを着て(若者から見れば決してオシャレではないが…)地域パトロールをしたり、街頭キャンペーンを行っています。同世代からの声かけは若者にとっても受け入れやすく、また地味になりがちな防犯活動もとても華やかで楽しく行われています。私が特に関心を持ったのは思春期まっ盛りで時間を惜しんで遊びたい年代の高校生がすすんでボランティア活動を行っていることでした。後半の検討会議で直接若者たちに「動機ややりがい、大変だったこと」など質問をぶつけてみましたが、皆一様に「自分たちにできることをやっている。活動への反応(感謝、あいさつ)があることがうれしい。仲間とやれて楽しい」といった前向きな回答でした。長くボランティアをやってきた私にとってもこのような若者がいることはとてもうれしいですし、励みにもなると同時に、これまで自分が若者に対して既成概念をもって接していたことを反省しました。

知立市でも昨年末に近隣市の国立大学法人愛知教育大学と連携協力に関する包括協定の締結をしました。教育研究にとどまらず、地域社会の発展と人材育成などに寄与する目的での連携の約束です。ぜひこの締結も活かした活動ができればと思いました。