送別ドッジ

今日は愛知県ドッジボール協会の今年度最後の公式行事、6年生の卒業をお祝いする「送別ドッジボール大会」が名古屋市名東区のスポーツセンターで開催されました。県内から50チームが参加して、優勝目指して競い合いました。来週大阪で全国大会が開かれますが、そこに参加する選手以外にとっては本当に最後の試合になります。みんなこれまで平日の夜や休みを返上して真剣に打ち込んできたドッジボールのすべてを出し切る意気込みで、とても熱気のある試合ばかりでした。最後の試合に負けて泣き崩れる子どもたちを見て、この子が本気でドッジに取り組んできた姿勢が見えました。今日はこれで終わりかもしれませんが、みんなが真剣に取り組んできた姿勢は、これからの中学校生活にもきっと役立ちます。私もいろいろな子どもたちと接してきましたが、目標を持って一生懸命頑張っている子どもはやはり違います。それは単に勝利を目指すということだけでなく、ドッジボールというスポーツを通じて子どもたちにいろいろなことを教育しようとする指導者たちの思いでもあります。6年生のみんな!卒業おめでとう!これからは時間があったらぜひ指導者として後輩の育成にも力を入れてください。卒業してから感じることもいっぱいあると思います。外から見た気付きや終わってから気付いた後悔もあると思います。それをぶつけることも先輩として大事な仕事です。中学にはドッジをやれる環境は少ないですが、ドッジボールで学んだ、基礎体力、ルール遵守、創意工夫、自己責任、協調性、向上心は、どのような場面でもきっと役立ちます。みんなのこれからの活躍に期待します。