議員報酬

名古屋市議会で議員報酬半減条例が可決されました。今回の条例は暫定的に半額の年800万円にするというものです。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011042790233752.html

知立市議会でも現在「議会改革特別委員会」が、議会の改革に向けて議論が進んでいます。検討項目には「議員報酬のあり方」も入っており、今後調査、研究が進んでいくものと思われます。ちなみに知立市議会の議員報酬は月額40万8千円です。

http://www.city.chiryu.aichi.jp/0000006591.html

これが高いか安いかは様々な評価に分かれると思います。現に「ろくに仕事もしていないのに高い!」という市民の声があったと聞きますし、「専業にするには少なすぎるのではないか?」という声をいただいたこともあります。一般的な報酬の考え方でも「時間に対する対価」や「実績、貢献度に対する対価」、「責任に対する対価」など様々です。議員の報酬は何に対する対価が相応しいでしょうか?これはぜひ皆様からご意見をいただければと思います。また、額が適当かどうかを判断する上で比較検討する場合、「近隣市」や「同等規模市」の議員との比較や、「民間」との比較もあります。民間と比較した場合でも「平均」との比較か、「時間」での比較か、「責任の重さ」での比較か、これもまた変わってくるところです。「時間」で比較した例もありますが、議会で拘束される時間は共通ですが、それ以外の調査・研究や、地元や各種団体への働きかけなどは個人差があると思われますので、どこで取るかによっても変わってきます。責任の重さに関しても主観が入る部分がありますので、評価は難しいです^^;。これからますます調査、研修を進めていきます。

あわせて皆様から問合せの多い「定数問題」ですが、先日の会議で「議員定数のあり方」について、各会派からその視点や考え方を文書で提出することになりました。いよいよ議論が始まります。