LED化への調査、研究

昨年の議会において、経費節減、環境保護の視点から、防犯灯のLED化を提唱しました。今年度早速予算化していただきましたが、それは新規設置分の約60基分のみで市内に約4000基ある既存の防犯灯をどのようにLED化していくかは目途が立っていません。また、市内公共施設には照明器具がたくさんあり、これらをLED化していくことができないか、調査、研究を始めました。実は先日配布した後援会便りをご覧になった市民の方に「LED製造メーカー」にお勤めの方が見えて、このホームページを通じてコンタクトを取ってきました。このメーカーは大手電器メーカーではありませんが、LED製造では国内の先進的な会社で、数少ない自社工場での生産設備を持っている会社です。実は国内で販売されている多くのLED照明はいわゆるアジア諸国の技術、品質で製造されたものに日本のパッケージを付けて販売しているものが多くあります。ですから一口に「LED」と括ってしまうことは大変危険で、どこのメーカーでどのような品質管理と技術で生産されたかが大事になってきます。そういった意味で確かに当局の方が言われる「過渡期」にあることは事実で、安心感のある大手電器メーカーの製品はまだまだ高価であることも事実です。しかし調査、研究すれば高い技術力と品質管理を持っていて、低価格を実現しているメーカーも調査をすればしっかり出てきます。実は今回コンタクトしてきたこのメーカーは、以前から注目していて、我が家のLED電球もこのメーカーのものを使用しています^^。早速、このメーカーの担当者に連絡したところ「事業部長も同席したい」ということで(^^;)色々調査、研究をさせていただきました。無知なまま伺うとメーカーに洗脳されてしまうので、予備知識(基礎知識と他社情報)をしっかり入れて望みました。

現在の市の防犯灯設置基準ではコストパフォーマンスの高いLED化は難しく、これは要綱から変更していかないと進まない可能性があります。その他の照明に関してもメーカーからの提案をいただくというよりも、こちらが要望した内容に関してメーカーに回答していただく形で会議は進み、今は詳細はお伝えできませんが、厳しい知立市の財政状況においてもいくつか導入可能なプランが見つかりそうです。少ない投資(わが市の場合はここが重要^^;)で高いコストパフォーマンスを得られるやり方で、当局に提案していきたいと思います。

これが成功事例として確立すれば、近隣市に対しても水平展開できる内容にまで進化していけると事業になる可能性もあります。