全国で子供が被害にあう事件が多発しており保護者の間では

危機感を募らせていたが、共働きの家庭が多く有効な対策が

うてなかった。PTAが主導になり、学校、地域が一体となって

子供たちの安心安全を一緒に守ろうという啓発活動を行なった

結果、学校の事務的な協力、地域の人的な協力のおかげで

PTA、地域合わせて100名程度のみまもり隊が20053月に

発足された。現在は行政から貸与を受けた青色回転灯パトロールカーの活動も導入し、

規模も180名を越える隊員数を有する、地域でも最大級の防犯組織となっている。

 

自動車に青色回転灯を装備した自主防犯パトロール

(県警ホームページからの抜粋)

平成16年12月1日から一定の要件の下、自主防犯パトロールに用いる自動車に青色回転灯を装着することが認められ、現在県内においては、多数の自治体、ボランティア団体の皆様がそれぞれ青色防犯パトロールを実施しています。

青色防犯パトロールの心構え】
(1) 交通事故防止に最大の注意を

   青色防犯パトロールは、不審者や不審な車がいないか見回る活動です

   ので、どうしても、脇見運転になりがちです。青色防犯パトロールを実施

   するときは、必ず複数で行い、運転手はあくまでも運転に専念し、

   警戒については、助手席などに乗る人に実施してもらうようにしましょう。

(2) 複数で任務分担を確実に実施
   全体をまとめるリーダー、運転係、記録係、警察に通報する係など役割

   分担をし、効率よく防犯パトロール活動をするとよいでしょう。あらかじめ

   任務分担をしておけば、事件を目撃した場合などに、素早く正確に、

   警察への通報ができます。

(3) 心に余裕を・調子の悪いときはやめる勇気も必要

   悩み事などがあり、イライラして心に余裕がないときには、防犯パトロール

   活動に集中できず、事故を起こしてしまうということになりかねません。

   心に余裕がないときや調子の悪いときは防犯パトロール活動をやめる

   勇気も必要ではないでしょうか。

(4) 特権意識の排除
   青色防犯パトロールを行っているからといって、特別な権限が与えられて

   いるわけではありません。青色回転灯を点灯したとしても、普通の車と

   全く同じ扱いであり、道路交通法等の法律を守りましょう。
   逆に言えば、青色回転灯を点灯することは防犯のシンボルであることから、

   他の車の模範となるような運転に心掛け、交通事故等を起こさないように

   安全運転に心掛けましょう。


 【青色防犯パトロールで期待できる点】
 青色回転灯をつけることによる強力な防犯効果

   夜間に青色回転灯をつけてパトロールすると、非常に目立ちますので、

   犯罪者に対する強力な犯罪抑止効果が期待されます。

 青色回転灯をつけることによる地域の安心感
   青色回転灯で地域をパトロールすることは、地域の方に、より一層の

   安心感を与えます。

 地域の連帯感の醸成

   地域でパトロール活動を実施することで、地域の連帯感を醸成することに

   つながります。

 広範囲な活動
   徒歩や自転車に比べて、より広範囲な防犯パトロール活動ができます。

 パトロール活動参加者の増加

   青色防犯パトロールを目にし、耳にしたりすることで、防犯パトロール活動

   に参加していない方でも参加しようと思っていただける一つのきっかけに

   なり、参加者の増加につながると思われます。

青色防犯パトロール実施の注意事項】

  1. 自主防犯パトロール中以外では青色回転灯は点灯させないこと
  2. 青色回転灯はその光源が点滅するものではなく回転式の構造であること
  3. パトロール実施者証を携帯すること
  4. 指定された地域内で青色防犯パトロールを実施すること

 

 【青色防犯パトロールを行うことができる団体】
  1. 県又は市区町村
  2. 県知事、警察本部長若しくは警察署長又は市区町村長から防犯活動の委嘱を受けた団体又は委嘱を受けた者により構成される団体その他の組織
  3. 地域安全活動を目的として設立された公益法人若しくはNPO法人又は許可された地縁団体
  4. 以上 1 から 3 までのいずれかから防犯活動の委託を受けた者